意識ゼロから意識せざるを得なくなったきっかけ

女性の視線が気になりだしたのはいつだろう?どんな時だったろう?

 

私はあまり、化粧もしなければ自分を着飾ることもなく生きていました。

 

でも、学生時代では周りの女の子は人の髪型や髪の色、靴下や小物。そうした細かな部分をチェックしては話題に出して良し悪しを語っていたと思います。上手な人には憧れや嫉み。下手な人には優越感やけなし文句を言っていることが多かった記憶があります。

 

また、着替えのときや水着姿、体操着の着方などなど。見た目のバランス具合を横目でチェックされたりしたりして、比べることで自分磨きを頑張っていたんではないかと思います。

 

それは社会人になっても変わらずでした。ある女性の多い職場で私は入社当時質素な格好かモノトーンで自分を着飾っていました。ですが、彼氏ができると自分でもどうしたわけか、今までと違い淡い色合いのフワフワした雰囲気が好ましくなってきて自然とそうしたスタイルへと移行しました。

 

自分ではイメチェンしようとかかわいくなろうとか意識したつもりはないのですが、好きな人ができて気持ちがモノクロやピシっとしたスーツから離れていったのだと思うのです。髪もカッチリくくっていたのがふんわりとしたウェーブのかかったヘアスタイルへ自然と切り替わったのですが、そうして数日経ったころのことです。

 

女性の競争心は周りを巻き込んでいく

 

意識を変えてから数日、周りの女性仲間から「いいカンジだよ~」「すごく似合ってる!どこで買った?どこの美容院?」などと楽しい会話で弾んでいたのですが、ある日上司にあたる二人がガラリと印象を変え、お洒落な服装でやってきたのをキッカケに社内で暗黙のお洒落戦争が始まりだしました。「あの人の履いてる靴、あのブランドだね」「あの服、限定の服だ」「珍しい柄の傘を持ってる~」とお洒落競争一色になってしまいました。

 

ある日、別部署の女性から「最近競い合いみたいになっていて疲れる、浪費になって苦しい」と愚痴られました。そして「キッカケってあなたなのよね~」と言われたのです。何でも、ずっと大したお洒落もせずいた私が急にお洒落になったのでお洒落好きの女性が反応してしまったのだということでした。

 

そんなことを思ってもなかった私は女性の敏感さと競争心の強さに驚き、反省しました。女性はそんなにも同性の印象に敏感に反応してしまうものなのかと怖くなりました。しかし、その後お洒落好きの競争の始まりを作った女性と話す機会があり聞くと「あなたがお洒落になったのを見て、お洒落したい!と火がついてしまったの」それが飛び火していったみたい、と彼女も困惑していることがわかりました。

 

同性の目線は美の特効薬。上手に付き合いましょう

 

女性はかわいい格好が好きです。自分を着飾ってキラキラお洒落するのが好きです。好きな人の前とかでは、より綺麗にみえる自分でいたい、と思うのが普通で、お洒落している同性をみると自分もああなりたい、そうしたい、と夢中になるものです。

 

だから話したことがなくても、すれ違う存在でも。女の人は結構無意識に他の女性の姿をチェックしてるのかもしれません。街角を歩いているとたまに視線を感じることがあるんですがそれはきっと、そうしたお洒落好きな人の好奇心の目線を掴まえたかなと思ったりするんです。そうであればいいなぁとお洒落を努力して楽しんでいる時に感じる視線に期待をするのも、女心というものなのかも知れないですね。

 

でもそれが女性を綺麗にする原動力とも言えると思います。周りを自分を追い込み過ぎない、同性の目線を楽しめるようにうまく付き合って行きたいですね。